行ったとことか備忘録

閲覧ありがとうございます。都内の散策から旅行で訪れた地方など、これまで行ったところにまつわるスクラップブック的なかんじです。

港町・大洗を歩く―レトロな商店街と神社と素朴なグルメ

日常のいろいろから無性に逃げだしたい衝動に駆られて、知らない街に行くことにした。 ①東京より北の方で②海に近くて③日帰りで行ける距離、というざっくりとした方向性のもといつか食べに行ってみたいと思っていたご当地グルメを求めて、行き先は茨城県大洗…

団地の街を歩く―町田ぶらぶら編

テレビでちらりと映った団地が気になって、調べてみたら団地の宝庫・町田にあるらしかった。町田なら気軽に行けるので、休日の午後にのんびり訪れてみたら―お目当ての団地に向かう途中も団地、団地!散策が楽しすぎて時間が足りなかった。 2020年12月6日13時…

夏の南房総を歩く―千倉の海、館山の空

あんなに疎ましかった暑さも、真冬には少し恋しくなる。 2021年の夏の長期休暇、またも旅行は断念せざるをえない状況でいてもたってもいられず、せめて日帰りでと南房総を訪れた。 8月20日。気持ちよく晴れ渡った絶好の小旅行日和。内房線にゆられてまず向か…

団地を歩く―団地の中の商店街、人工地盤に建つ団地

近所にそこそこ大規模な団地がある。 小学生のころはその巨大な団地が迷路のようで友達と探索するのが楽しかった。団地に住んでいる友達のもとへ遊びに行く機会もけっこうあって、子供心になんとなく団地を取り巻く親密な雰囲気がすきだった。 大人になった…

かわいい建築「秀和レジデンス」を見に行く

谷中のへび道の中腹くらいにある、窓辺のディスプレイからして素敵な「雑貨と本 gururi」。はじめて訪れた際、とても丁寧で感じの良い店主の方に紹介していただいて購入したZINE「Shuwa is cute-かわいい秀和レジデンス-」(作者・haco)で秀和レジデンス…

川崎界隈を歩く―鶴見線と巨大団地と廃墟

2020年12月20日。 一度も旅行に行けないまま1年が終わろうとしていることにいてもたってもいられなくなって、せめて近場ならと川崎方面へ散策に出かけた。 なぜ川崎かというと、4年前に”YMOプロパガンダ巡礼”と称して鶴見線の「昭和駅」を訪れてからという…

「軍艦島」上陸体験

中学1年の時、近所の図書館で小林伸一郎氏の写真集『NO MAN’S LAND 軍艦島』を見て衝撃を受けたことをよく覚えている。 その本に収められていたのは、風光明媚な絶景でも、癒しの動物でも、日常を切り取ったスナップ写真でもなかったからだ。かつて多くの人…

廃墟だらけの島、「池島」を歩く

長年憧れだった「軍艦島」こと端島の上陸ツアーに参加すべく、長崎への旅行を計画したのが2017年の10月のこと。 他にどこを観光しようかと調べている中で、「池島」の存在を知った。この島もかつて炭鉱で栄えていたけれど、最盛期には8000人近かっ…

知らなかった「海の京都」へ

去年の10月に京都にいる高校以来の友人を訪ねる機会があった。せっかく京都まで行くのだし、まだ行ったことのないところを見てきたいと思い調べているなかで、海沿いを走るローカル線「京都丹後鉄道」と海に面して建てられた独特な「伊根の舟屋」のことを知…

奥多摩の巨大工場と廃墟

大学時代、サークルで奥多摩へキャンプに行ったことがあった。その時は全く知らなかったのだけれど、最近になって奥多摩駅のすぐそばに「奥多摩工業氷川工場」という要塞のように巨大で、どことなく廃墟の趣がある工場があると知った。 ぐずぐずとした天気が…

江川海岸

まだ”インスタ映え”という言葉がなかった頃、美容院の待ち時間に読んでいた雑誌(誌名失念)の中で江川海岸の写真を見た。他にどこの記事が載っていたかは思い出せないけれど、海の中に整然と並んでいる電柱だけは強く印象に残って、見てみたいと思った。 そ…

”YMOプロパガンダ巡礼”―鶴見線「昭和駅」から根岸競馬場へ

大学時代、YMOにドはまりして(現在進行形)、1983年の散開ライヴを再構築した映画『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』のロケ地である鶴見線「昭和駅」と「根岸競馬場」を”プロパガンダ巡礼”と称して訪れた(2016年11月6日)。 「昭和駅」の前にちょっと寄り道、「…

虎ノ門5丁目

数日前、テレビで森ビルが虎ノ門・麻布台地区を再開発し、日本一高いビルを建てるというニュースをやっていた。 去年の2月頃、ゴーストタウン化している虎ノ門5丁目を見に行っていたので、「とうとう始まるのか~」と部外者ながら少ししんみりとしてそのニ…