団地の街を歩く―町田ぶらぶら編
テレビでちらりと映った団地が気になって、調べてみたら団地の宝庫・町田にあるらしかった。町田なら気軽に行けるので、休日の午後にのんびり訪れてみたら―お目当ての団地に向かう途中も団地、団地!散策が楽しすぎて時間が足りなかった。
2020年12月6日13時頃、横浜線「古淵駅」から散策を開始。
団地と給水塔の組み合わせが味のある景観。白い外壁が最高に青空に映える!
ひっそりと風景に溶け込む道祖神。トタンの庇とそこにかかる緑がいい。きれいな花が供えられていたから、地域の人々がきちんと手入れしているのだろうな。
謎の植物置き場(?)。目を引いたのでパシャリ。
道中で思いがけず廃墟マンションに遭遇。
「大和マンション」反対側。屋上の給水タンクが空色でちょっと珍しい配色。空と同化していた。
マンションの向かいには「大和ストアー」なる建物(こちらももちろん廃墟)も。この備忘録を書くにあたり調べたところ、1960年代に開業した個人商店を集めた老舗商業施設で、書店や薬局、美容室、焼肉店などの店舗が入居していたらしい。
2022年2月現在、「大和マンション」も「大和ストアー」もすでに解体済みとのこと。たまたま通りかかって目にした物件だったけれど、もう無くなってしまったと知り一抹の寂しさを覚えた。
この人気のなさがたまらない。
「シーアイハイツ町田」。大きな団地は見ていてわくわくするけれど、うまく撮るのが難しい...。
「町田山崎団地」、個人的にはこれくらいの規模の団地がいちばん好き。
日曜日の午後だけれど誰もいなかった団地の中の小さな公園。ひっそりとした雰囲気がなんとも言えず胸に迫るものがある。
このとき行った場所を確めようとGoogleMapsを見ていたら、わりと近くに「藤の台団地」というこれまた良さそうな団地があったようで、もう少し足を延ばしてみればよかったなあ。航空写真で見ると団地地帯は一目瞭然だ。さて次はどこの団地を見に行こうか。